正露丸裁判

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正露丸裁判　[事件] [編集]

正露丸裁判

お腹の調子が悪くなった時に、良く飲む正露丸について、
今、何ともよろしくない事件が起きていますね。

正露丸が裁判ざたに？

何でも大幸製薬が、「セイロガン糖衣Ａ」と外観が良く似た
薬を売るのは違法として、製薬会社のキョクトウに対して、販売の
差し止めを行うように、裁判所に請求していたそうです。

この請求に対して、大阪地裁は、
「キョクトウの製品の箱にはラッパのマークがない」として、
その請求を棄却し、大幸薬品は即日控訴をするという出来事になったようですが、
確かに、大幸薬品とキョクトウの正露丸はどちらも、黄色い箱に
大きく正露丸と書かれていて、漢字とカタカナの違いはあるにしても、
まるで同じようなデザインで、これはパッと見ると、どっちがどっちであるのかは、
まるでわからないようなつくりになっています。有名なラッパのマークだけが、
その違いと言えるのですが、明治からある古い薬だけに、どうしてもこうした
類似品というのは、出てきてしまうのでしょうかね。

キョクトウの方のセイロガンは２００９年から販売を始めたということで、
完全に後追いの製品でありますが、しかし、ラッパのマークがついていないので
別物という裁判所の判決で、これも合法という事になってしまったようです。

流石に、これではオリジナルである大幸製薬は収まりがつかないと思いますが、
即日控訴ということで、徹底的にこの件に関しては闘う姿勢を見せていますね。

一体、どのような結末になるのかわかりませんが、さすがにこれは、意図的に
似せて販売しているキョクトウのセイロガンの方が分が悪いような気がしますが、
今後の裁判で、これがどのようになっていくのでしょうか。